原因不明で突然ニキビってできますよね。
実は腸内環境が関係してたって知ってましたか?
今回は肌荒れする原因と腸内環境改善について紹介します。
肌荒れの種類
肌荒れには、さまざまな種類がありますが、代表的なものは以下になります。
カサつき
肌のうるおいが不足して、肌表面が乾燥してしまう状態です。肌のバリア機能が低下し、外的刺激に弱くなります。スキンケアを徹底して乾燥させないことが大切。
毛穴の開き
皮脂の過剰分泌や乾燥、加齢などによって、毛穴が大きく見えるようになる状態です。毛穴に詰まった皮脂や角質を除去することや、保湿することが重要です。
ニキビ・吹き出物
毛穴に皮脂や角質が詰まり、炎症を起こす状態です。思春期と大人では原因やできる場所が異なります。ニキビを潰したり、刺激を与えたりしないことや、内側からのケアも必要です。
湿疹・かゆみ
花粉やアレルギー、乾燥などによって、肌にかぶれやブツブツができる状態です。かゆみを伴うことが多く、掻くと悪化します。原因を特定して避けることや、保湿することが大切です。
赤み
肌のバリア機能が低下して、外的刺激に反応して赤くなる状態です。ヒリヒリする感じや熱感を伴うこともあります。刺激の少ないスキンケアをすることや、保湿することが必要です。
肌荒れは、見た目にも気になりますし、精神的にもストレスですよね。
実は、肌荒れの原因のひとつに、腸内環境の悪化が挙げられます。
腸内環境が整っていると、肌のターンオーバーが正常に行われ、肌荒れやニキビができにくくなるといわれています。
腸内環境を整えて肌荒れ改善を図る方法
- 腸内環境と肌荒れの関係
- 腸内環境を整える食事とは
- 腸内環境を整える生活習慣
腸内環境と肌荒れの関係
腸内には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類の菌が存在しています。
善玉菌は、腸の健康を保つために必要な菌です。
悪玉菌は、腸内環境を悪化させる菌です。
日和見菌は、善玉菌と悪玉菌のどちらの方に偏るかによって、善玉菌か悪玉菌の働きをします。
腸内環境が悪化すると、悪玉菌が優勢になり、アンモニアや硫化水素などの有害物質を生成します。
これらの有害物質は、腸から吸収され、血液を通して体内を巡り、やがてお肌に到達します。
お肌にたまった有害物質が肌荒れやニキビ、吹き出物といった肌トラブルを引き起こすとされています。
腸内環境を整える食事
腸内環境を整えるためには、腸内環境に良い食事を摂ることが大切です。
腸内環境に良い食事とは、善玉菌のエサになる食物繊維を多く含む食事です。
食物繊維は、腸のぜん動運動を活発にして、便通を促進します。
また、腸内環境を整える善玉菌の増殖を助けます。
食物繊維を多く含む食材としては、
- 野菜類(きのこ、ゴボウ、ごぼう、大根、キャベツ、ブロッコリー、ほうれん草、カリフラワーなど)
- 海藻類(わかめ、ひじき、昆布など)
- 果物類(りんご、バナナ、キウイ、いちご、みかんなど)
- 全粒穀物(玄米、大麦、オートミールなど)
また、発酵食品も腸内環境を整えるのに効果的です。
発酵食品には、善玉菌が含まれています。
発酵食品としては、
- ヨーグルト
- 納豆
- キムチ
- 漬物
- 味噌
などが挙げられます。
腸内環境を整える生活習慣
腸内環境を整えるためには、生活習慣も大切です。
規則正しい食生活を心がけ、朝食を抜かないようにしましょう。
また、十分な睡眠をとり、ストレスを溜めないようにすることも大切です。
ストレスは、腸内環境を悪化させる原因のひとつです。
また、適度な運動も、腸内環境を整えるのに効果的です。
運動は、腸のぜん動運動を活発にして、便通を促進します。
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まとめ
腸内環境を整えることで、肌荒れやニキビ、吹き出物などの肌トラブルを改善することができます。
腸内環境を整えるためには、善玉菌のエサになる食物繊維を多く含む食事を摂り、発酵食品を積極的に摂り、規則正しい食生活を心がけ、十分な睡眠をとり、ストレスを溜めないようにすることが大切です。
ぜひ、腸内環境を整えて、つるつる肌を手に入れましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回も日常にお役に立てる情報を発信していきますので、お楽しみに